お里28のアメリカ日記

Summer has begun in Mnnesota.

英語の勉強

 

ABEってどんな所?

タイトルを見て嫌になった人がいたら、ごめんなさい!今回は私が通っている英語教室についてお話していきます。

ABEはAdult Basic Educationの略で、大人のための英語学習のクラスの事です。このクラスは母国語が英語ではない人のためのクラスで、いろいろな国から生徒がやってきます。でも私のクラスは中国人やアフリカ人、南アメリカの人達が多いです。

(下に私が通っている学校のサイトを貼っておきますね~)

 

そもそも何故私が英語教室へ行く様になったのかというと、英語が理解できなかったからです。簡単な単語ならわかるのですが、難しい単語や長い単語、文法などを理解しておらず、このままではアメリカで生活が出来ない!と思ったからです。

そこで何とか安い英語教室がないかとインターネットで検索していると、なんと無料の英語教室を見つけました。さっそく夫に学校へメールしてもらいました。数日すると担当の人から「今のあなたの英語のレベルを知りたいので、指定の日に学校へ来て下さい。テストをします。」というメッセージを受け取りました。

指定の日に夫と一緒にそこへ行くと優しそうな先生が空き教室へ案内してくれました。教室へ入ってまず、授業の申し込み用紙を書きました。もちろん全て英語で書かれています。解らない単語が出てきて夫に聞いてみようとしましたが「これもテストだと思って、取りあえず最後まで自分で書いてみてね。」と先生から言われました。その言葉通りなんとか解る場所を埋めていきます。それでも解らない場所は何度も読み返したり、先生や夫に聞いて何とか用紙を全て埋めることが出来ました。

そしてついにテストを受ける事になりました。先生は「最初は難しいテストを受けて、その後に簡単なテストをしましょう。」と言いました。いよいよテストが始まると思うと、私ってどんな単語を知っているっけ?難しいってどのくらい!?とドキドキしてきました。そんな様子の私を見て先生が優しく「緊張しなくても大丈夫。このテストは合格や不合格を決めるものではないし、あなたがどのくらい英語を理解できているのか見るための物だから。」と笑いながら言いました。

最初の難しいテストは本当に難しかったです。専門的な単語や一般生活で見るであろう長い文章、英語の求人広告などを見て、答えを選びマークシートを塗り潰すものでした。次のテストは中学生で習う様な英語や文章が出てきました。本当に簡単で学生時代に真面目に勉強していれば解る様な問題です。こちらもマークシートで答えました。

やっとテストが終わり、しばらく休憩していると採点を終えた先生が来ました。

「あなたの今のレベルはB2です。これからもっと勉強し、英語を話していけば必ず上達するでしょう。」と言いました。お世辞だったのかもしれませんが先生が言ってくれた「あなたの英語は上達する」がとても心に沁みました。そしてもっと勉強しようという気分になりました。

その後は先生から言われた通りの日にちと時間に学校へ行くことになりました。

 


授業はどんなことをするの?

授業は2時間半で、前半と後半に分かれて授業が進みます。もちろん授業は全て英語で行われます

まず教室へ入って、今日行う授業の内容が書かれたプリントを貰います。そして授業開始前にプリントに書かれた課題をします。そしてその課題を発表するという感じです。

特に私は掲載されている写真を見て自由に文章を作る課題が好きです。前回習った文法や単語を使ったり、翻訳機で知らない単語を調べて使ったり、自分の能力を知ることが出来るからです。もし間違っても先生が正しく直してくれます。

次は先生が勉強で使う教科書やプリントを配って授業をします。文法やアメリカ人の言葉の言い回しだったり(日常会話、イディオムなど)、何かイベント(クリスマス、バレンタインなど)が近づくとそれらについて学びます。

途中休憩を挿み、今度は基礎的な英語を勉強する人、もう少し専門的に勉強する人に分かれます。「今日は基礎を勉強したいから、難しいクラスを受けず基礎のクラスを受ける。」ということも出来るみたいです。

クリスマス前の冬休みや夏の長期休み前にはパーティーをして盛り上がります。そしてやはり学校ということもあって避難訓練があります。(避難訓練は別の記事に載せます。)

 

勉強には失敗は付き物で、誰もその失敗を笑う事はありません。何故なら皆、自分の勉強に一所懸命だからです。他の人の失敗も自分の勉強に繋がるからです。あと、単にクラス全員が大人であるという理由もあるかもしれません。

もしアメリカで英語の勉強に困っているなら、この様な学校へ行ってみるのも有りだと思います。きっと勉強で困っていることがあれば先生方が手助けしてくれます。また他の州にも似た様な学校があるみたいなので、お試しに申し込んでみるのも良いかもしれませんね。

 

www.isd194.org

久しぶりの投稿

ブログ再開

 

皆さん、大変お久しぶりです。お里です。

長らく書いていなかったブログですが再開する事にしました。

 

何故こんなにも期間が空いてしまったのかというと、ABEという無料英語教室へ通っていたり、独自で英語を勉強していたためです…

というのは言い訳で、ただ単に気が乗らなかった、本当にそれだけです。

もちろん英語は勉強していましたが、どうしても書く気になれませんでした。

これからは少しづつではありますが、記事を書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

ミネソタ州で越中おわら節

ミネソタ州越中おわら節~

 

この間から森のお手入れをしてきましたが、今度は池の周りの掃除を始めることになりました。

今、私が暮らしている所には森と池があります。その池の周りを歩けるようにこの間から少しずつ整備しています。

 

でもこれがなかなか思ったように進まない!

 

まずは池の近くに行くまでの道を作りました。そのまま真っ直ぐ道を作っていると、急に段差が現れました。どうも元々はこの段差から先は池の一部だったようです。しかし3年以上手入れがされず、またのミネソタ州は雨が少ないためか池の水量が少なくてっしまった。そしてその上に背が高い草が生い茂って新たな地面が出来上がってしまったみたいです。自然の生命力は人間が思っているより本当に早いですね。

その草は年々積み重なって、さらにその上に草が生えている状態です。元々は池だったこともあり、道はフワフワで根は絡みあい、その上草が倒れていたため、なかなか草が切れません。もう、「ムッキー!」という感じです。

 

そして今度は蔦まで現れる始末…もう、やめてくれ…

しかもその蔦は木に絡みついており、この蔦も後々邪魔になるだろうと思い取ることにしました。

ある程度までは引っ張ても取れたのですが、上で絡み合った蔦は引っ張ても取れる気配がありません。試しに蔦に乗ってみましたが、全くびくともしません。仕方ないので上の方の蔦は高切り枝のこぎりで切ることにしました。それらを片付けていた時間はおそらく1時間半以上です。もう本来の作業に戻ることが出来ない程に身も心もクタクタになったので、道具を片付けて作業を終了することにしました。

 

この作業中ことなのですが、何故か頭の中に越中おわら節が頭の中で流れていました。この歌が頭の中で流れている間は作業がはかどりました。

皆さんは作業中に聞く歌や、勝手に頭の中に流れてくるメロディーなどはありますか?

ハンティングシーズンの到来!

~ハンティングシーズンの到来!~        

                        

この間から家の森を整備しているのですが、どうしても木の周りや根の張った雑草を取るためにどうしても鎌が欲しい!そう思っていたところに、なんとホームセンターのチラシが台所の机に置いてありました。

チラシにはセールの文字と銃や靴、トランシーバーなどが載っていました。特に銃は3ページに渡って載せられていました。「もうすぐハンティングシーズンだから銃のチラシが届いたんだよ。」と夫が教えてくれました。

そのチラシはホームセンターからの物だったので、もしかしたら鎌があるかもしれないと思い夫と一緒にお店へ行くことになりました。

しかしどこを探しても見当たらず、店員さんに聞いても「見たことがない」という始末。どうしたものかと考えていると、先ほどの店員さんが「ハンティングコーナーに行けばもしかしたらあるかもしれない。」とのこと。ハンティングコーナーと聞いてびっくりしましたが、夫と一緒にハンティングコーナーに行ってみることにしました。

 

銃、銃、銃、やっぱりアメリカ、どこに行っても銃が販売されています。

銃は盗まれないようにショーケースに展示され、紐で棚と括りつけられていて盗まれないようにされています。もちろん店員さんも常に監視の目を光らせており、銃が置いてある棚は店員さんから見える位置にしか置いてない感じがしました。

私は銃を自分から触る勇気がなくて見ているだけでしたが、保育園もしくは小学校低学年ぐらいの男の子でしょうか。興味津々に銃を見たり、銃をしまうケースを触ったりしていました。きっとお父さんは狩りが趣味で銃や狩りに必要なものを一緒に見に来たのでしょう。

銃の他にはクロスボウやナイフ、斧、狩りで必要そうな道具が一緒のコーナーに販売されていました。

日本では狩りをする人はとても少ないですが、アメリカはやはり日本と比べると簡単に銃が手に入るので狩りが盛んなんだと思います。

実は私、夫の家で銃を持ったことがあるのですが、結構ずっしりとしていて「これを持って走ったりジャンプしたり、ゲームの主人公のように絶対にできない。」と思いました。銃の種類はわかりませんがハンドガンも見た目よりも重いと感じました。

少なくとも私には縁がないだろうと思っていた銃ですが、こんなに身近にあるとは思ってもみませんでした。

 

結局は鎌はどのお店に行っても見つけることはできませんでした。

しかし、アメリカのハンティングシーズンの雰囲気を少し感じることができた良い経験になりました。

なお、私はコントロールがすこぶる悪いと自他共に認識しているので、ハンティングは頼まれてもしないと思います。



 

言葉を探して

言葉を探して

 

今日の天気は雨だったので家の中の掃除や溜まった洗濯物を洗って、終わった物から乾燥機の中に入れてゆったりとした時間を過ごしました。

待っている間は特にすることもなかったので、夫の本棚を物色し私でも読めそうな絵本を見つけました。

タイトルは「PEANUTS ''It's the Great Pumpkin, Charlie Brown''そう、スヌーピーの絵本でした。

夫が子供の頃の物でしょうか?本人は「いつ手に入れたのかわからない。」と言っていました。表紙には「35周年記念」表紙の裏に「Cub FOODS」とアメリカのスーパーの名前が書いてありました。きっと子供の頃、そのスーパーで貰ったのでしょう。

取りあえずその絵本を読んでみることにしました。

読んでみると知らない英語の単語や独特な言い回しがいっぱいありました。

「Great Pumpkin(カボチャの大王)」は直訳すれば「凄いカボチャ」です。でも、どうも言葉がしっくりこない。そう思っていろんな翻訳サイトや他の人が翻訳したサイトを見ながら読み進めていきました。

 

その中でもアメリカの文化を垣間見えた単語がありました。

Pumpkin Patch」意味は「カボチャ畑」です。秋になるとアメリカの農場でハロウィン用のカボチャが販売されるそうです。そのカボチャを買わなくても様々なイベントで人々を楽しませてくれるアメリカの秋の風物詩というわけですね。

私にとってのカボチャは冬至の時に食べるものくらいのイメージでしかなく、ここでも文化の違いを感じました。

現在は4ページまで翻訳を完了させました。子供用の絵本だから気楽に読めるだろうと思っていましたが考えが甘かった…

これまで読んだ英語の本は学校の英語の教科書ぐらいです。そして夫は日本語が話せるのでついつい甘えて日常会話は日本語がメインでした。英語能力が乏しいため知らない単語が出たら調べてノートに書き写し、辞書に載っていない言葉はインターネットで検索の繰り返し。あっという間に時間が過ぎていきました。

でも最近の翻訳サイトは性能が昔より断然に良くなりました。その点を見ても今の時代は学ぶ気さえあれば簡単に学ぶことができる良い時代になったな、と思いました。まさかYoutubeでも英語の勉強ができるようになるとは夢にも思いませんでした。

(学んで身に着くかは本人の頑張り次第ですが…)

 

まだまだ勉強の途中でなおかつ英語の初心者ではありますが、これからも英語の本を沢山読んで自分のものできたらと思います。

取りあえずは、今読んでいる絵本を読み終えるところからが最初の始まりですね。

今読んでいる絵本です。
アメリカのハロウィン文化に触れあえる作品です。

 

 

 

森のお手入れ②

お手入れ完了!

 

今日は引き続き、昨日の作業のしました。まずは昨日残した木や枝を片付けるところからスタートしました。

私は筋肉痛がありませんが、夫は腕が筋肉痛だと朝から腕をさすっていました。

何回か枝や木を運んだあと、芝刈り機で木を引き抜く作業を再開しました。引っこ抜く木はあと6本、20分程でその作業は完了しました。

昨日から大活躍の草刈り機。
本当に助かりました!

終わったあとは疲れがどっと出て急に足が棒のようになり、坂道を登るのが億劫でした。でも作業が終わったという達成感は疲れより遥かに上回りました。

綺麗になったオークの木。

オークの木の後ろも綺麗にして、道を作りました。

ただ休憩を取らなかったり水分をあまり取らなかったせいか、作業が終わったあとから頭痛が始まりました。

気温が低かったので油断していたのが原因でしょう。

くれぐれも皆さんも外で作業する際は常に水分と休憩をこまめに取りましょう。



 

 

 





森のお手入れ①

思い出の木のオーク

 

今日は3年ぶりに森のお手入れをしました。夫がアメリカを離れた後は誰も手入れをしていなかったみたいです。

そもそも何故、今日森のお手入れをしたかというと、夫が子供の頃に遊んだオークの木が枯れかかっていたからです。夫と夫のお姉さんたちは子供の頃その木に登ったり周りで遊んだりしたそうです。

自然が相手なので思い出の木、しかも森に生えている木がいつ枯れてしまうなんて誰にもわかりません。でも夫がその木を見た時、少し寂しそうな様子だったので思い切って手入れをすることを提案しました。夫も喜んで提案を受け入れて、作業を一緒にすることになりました。

 

周りは野生のブラックベリーや謎の黒い実がなっている木がいっぱい生い茂っていました。それらは棘を持っていて、慎重に触らないと手に棘が刺さって痛い思いをしなければなりません。厚手の手袋なんてものともせず、貫いてきます。

とても面倒くさいです!

ブラックベリーの蔦です。
ジーンズや革の手袋を貫通する厄介者です…

取りあえず夫と二人でまずは木を置く場所を作り、それから本作業に取り掛かりました。

最初は「ウィードカッター・スイングブレード」という道具でブラックベリーを切りながら、倒れた倒木を取り除きました。

しかし、木はその道具では切ることはできないので、芝刈り機で引っ張って取り除く作戦に変更しました。草刈り機にチェーンを巻き付けて、草刈り機で引っ張てもらうのです。小さくて細い木は直ぐに抜けるのですが、大きく育った木は根も同じだけ大きくなっているので、思ったように抜けませんでした。抜けない時、車で急ブレーキを踏んだ様な感覚で、前にグンッと自分の体だけが飛び出してしまいそうなことが何度かありました。たぶん、10回ぐらいでしょうか?引っ張ては緩めての作業を繰り返しました。大きな木が抜けた時は夫と一緒に喜びました。

 

森の地面は平ではないので、木を一輪車で運ぶ時は大変でした。バランスを崩すと全て乗っている除去した枝や木が落ちてしまい、また一から積み直しになってしまいます。

それだけは嫌だったので運んでいる時は他の作業より慎重に行いました。

ある程度綺麗になると、木々の間から秋風が吹いてきました。作業で火照った体を風で覚ましながら、作業を続けました。

夫のお姉さんが夕飯が出来たと教えてくれたので、道具や取り除いた木の枝を片付けて今日の作業を終了しました。

明日は今日終わらなかった作業の続きから開始して、なんとかお昼までには目途が立てばいいなと思います。

ちょっと片付けてしまいましたが、まだまだ取り除く枝や木がいっぱいです!